第17回埼玉県さいたま市の地域活性化を考える勉強会を12月9日、大宮の貸会議室6Fで開催致しました。
今回の勉強会は、「世界一長い社名」会社代表取締役社長の栗原志功さんにご登壇いただき、「地域活動と世界活動と会社経営は繋がっている!自由で楽しい社長は周りをハッピーにするか否か?!」というテーマでお話ししていただきました。
サンタクロースの衣装と緑のメガネが印象的な栗原さん、現在はグループ会社を含めると従業員数900人を超える会社のCEOでありながら慶應義塾大学の非常勤講師も勤めています。
株式会社あなたの幸せが私の幸せ世の為人の為人類幸福繋がり創造即ち我らの使命なり今まさに変革の時ここに熱き魂と愛と情鉄の勇気と利他の精神を持つ者が結集せり日々感謝喜び笑顔繋がりを確かな一歩とし地球の永続を約束する公益の志溢れる我らの足跡に歴史の花が咲くいざゆかん浪漫輝く航海へ
世界一長い会社名と言われる、栗原さんがCEOを務める会社の会社名です。
冒頭部分の「あなたの幸せが私の幸せ」は、まさに栗原さんの信念を表していると思います。
はじめは路上で「たまごっち」や携帯電話を売るという商売をしていたという栗原さん。この時、お客様が喜んでくれた・感謝してくれたという経験が後に会社を立ち上げ、多くの人を幸せにするべくさまざまな事業を行っていくきっかけにもなったそうです。
1996年に携帯ショップ「もしもしモンキー高坂店」をオープン。2003年株式会社東日本通商に組織変更。2005年に「もしもん株式会社」に商号変更。目標の年商を達成した時、ふと「何のために働いているのか」を考え始めた栗原さん。
「何でやっているのか?何のために働いてるのか?」を突き詰めて考えたら、
「あなたの幸せが私の幸せ世の為人の為人類幸福繋がり創造即ち我らの使命なり今まさに変革の時ここに熱き魂と愛と情鉄の勇気と利他の精神を持つ者が結集せり日々感謝喜び笑顔繋がりを確かな一歩とし地球の永続を約束する公益の志溢れる我らの足跡に歴史の花が咲くいざゆかん浪漫輝く航海へ」
にたどり着いたそうです。
これを社訓にすることも考えたが、日々口にする「社名」にすればより毎日意識することができると社名にしてしまったそうです。
社名に「あなたの幸せが私の幸せ」を掲げる栗原さんに「幸せ」について詳しくお話ししてくださいました。
世界で唯一、途上国から先進国になった日本ですが、GDPは高いにも関わらず意外にも国民の幸福度は高くないそう。一方で幸せを感じる人というのは、パフォーマンスが高く、健康長寿であるというデータもあり、改めて「幸せ」の重要性を実感します。社員が幸せな企業の方が、業績が伸びやすいそうです。
GDPと比例しない幸福度でわかるように、お金では買うことができない「幸せ」ですが栗原さん曰く、誰かの幸せにすることが自分を幸せにすることにもつながるそうで、実際に、昨日今日に起きた幸せな出来事を3つ挙げて隣の人とシェアするというワークショップをしてみると、参加者は全員が自然と笑顔になり、幸せが伝染することが証明されました。
お金では買えない幸せですが、誰かのために使うことで幸せを手に入れることもできそうです。
人々の消費が、誰かのためにという想いのこもった温かいものになったら素敵ですね。
栗原さんの会社では、いつでも「誰かを幸せにできそうかどうか」が判断基準になっているとお話されていました。栗原さん自身、誰かの幸せが自分の幸せになる、そんなサンタクロースのような人間になりたいというお話もされていました。栗原さんがサンタの時、背中に背負っている大きな袋には「夢と希望」が詰まっているそうです。
勉強会の最後には、参加者全員にが栗原さんの袋の中からプレゼントをもらい、夢と希望が参加者全員に広まりました。各所に笑いも交えながらお話していただき、終始笑いの絶えないまさに「幸せ」な勉強会になりました。
栗原志功さん、貴重なお話ありがとうございました!参加者のみなさま、楽しそうに聞いていただきありがとうございました!
毎セミナー後に開催している参加任意の懇親会も盛り上がりました!初めましての方も毎回多いのでぜひ懇親会もお気軽にご参加ください。
【埼玉県さいたま市の地域活性化を考える勉強会】次回の開催は2019年2月24日を予定しております。詳細決まり次第またこちらのサイトに公開していきます。メールマガジンでもお知らせを流しています。ご興味とお時間が合いましたら、ぜひお気軽に勉強会にご参加ください。